JR東日本は6日、埼京線・川越線などで使用された205系車両を、インドネシアの鉄道事業者に譲渡すると発表した。譲渡先は、ジャカルタ近郊にて都市鉄道の運行を行うジャカルタ首都圏鉄道会社となる。

埼京線を走る205系

同社は205系車両を180両譲渡するとともに、埼京線車両のメンテナンスを担当する車両センターなどの技術者10数名をインドネシアに短期派遣し、技術支援を行う。車両の譲渡に際し、その車両の保守を行っていた社員を派遣して直接技術支援を行うのは、JR東日本としては初だという。技術支援の詳細については現在調整中だが、現地に運ばれた車両の整備・試運転・機能確認業務の支援や、定期検査業務の支援を行う予定とのこと。