ファーストリテイリングは5日、2013年10月度の国内ユニクロ売上高を発表した。それによると、10月の既存店(前期期首から期末まで通年で稼働した店舗)売上高は前年同月比13.8%減となり、6カ月ぶりに前年を下回った。
10月は中旬まで気温が高かったことに加え、台風などの悪天候の影響を受けたことから、既存店売上高が減少した。
直営店(既存店と前期末時点での稼働が1年未満の店舗、当期新規出店分の合計)の売上高は前年同月比11.5%減、直営店とダイレクト販売(通信販売と法人向け販売の合計)の合計売上高は同11.4%減となり、ともに6カ月ぶりに前年を下回った。
客数は、既存店が前年同月比14.1%減、直営店が同11.8%減、直営店とダイレクト販売の合計客数が同11.6%減。一方、客単価は、既存店が同0.4%増、直営店が同0.4%増、直営店とダイレクト販売の合計客単価が同0.2%増となった。