10月26日より公開されたアニメーション映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』最速上映カウントダウンイベントが25日深夜、東京・新宿のバルト9で行われ、鹿目まどか役の悠木碧がファンたちと共に公開の時を迎えた。

東京・新宿のバルト9で行われた『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』最速上映カウントダウンイベント

2011年に社会現象を巻き起こした全12話のTVアニメシリーズ『魔法少女まどか☆マギカ』は、2012年に物語を再編集した劇場版『[前編]始まりの物語』、『[後編]永遠の物語』が公開され、それぞれ大ヒットを記録。2013年、満を持して公開される劇場版第三弾『[新編]叛逆の物語』は、TVシリーズ/劇場版前・後編の正統続編にして劇場版初の完全新作となる。蒼樹うめ氏原案による魔法少女たちの可憐なビジュアルと、虚淵玄氏が手がける過酷で衝撃的な脚本、そして新房昭之監督とプロダクションデザイン・劇団イヌカレーによる独特の映像美が相まって、新時代の魔法少女アニメとして高い評価を受けている。

公開初日に先立ち前日深夜には、全国の劇場で0時解禁の最速上映会が実施された。そのうちのひとつ、新宿バルト9には、シークレットゲストとして悠木碧がサプライズで登場。当日は台風27号が接近していたが、最速上映の瞬間を見届けようと熱心なファンが会場に詰めかけたほか、同じく0時解禁の劇場物販にはグッズを求めて300名以上(0時時点)が長蛇の列をつくった。バルト9のホールには、まどかたちのパネルが展示され、カフェのテーブルが『まどマギ』仕様で統一されたりと、劇場全体が『まどか★マギカ』一色となっていた。

サプライズでに登場した悠木は今日完成した本作を初めて見たばかりで「今日見たばっかりで……高まって、話したくて仕方ない……けどまだダメなんです! (内容は)クラスのみんなには内緒だよ!」と興奮しながら本編の名台詞を引用。ネタバレを避けつつも、「ほむらちゃん目線でまどかを見ていた人には、めちゃめちゃいい映画だと思います! ほむらちゃんの視点で進むんですが、今までのどの作品よりも『まどか★マギカ』らしい作品に仕上がってます。ビックリ箱のような大どんでん返しがあって、言葉では表現しきれないぐらいのものが詰まってます!」と熱烈にアピールしていた。

この日の悠木はとにかくハイテンションで、「杏子ちゃんが好きって色々なところで言ってますけど、やっぱり嫁はほむらちゃんです!」とのろけてみたり、TVシリーズのラストは現実世界からまどかが消える流れだったことから、「劇場版にまどかは出られるんですかって虚淵さんに聞いたら、(まどかを出すのに)すごく苦労したって言ってました」というエピソードを披露したりと、終始観客を盛り上げていた。

0時の公開直前には、悠木が音頭をとってカウントダウンを実施。熱狂の中、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』の最速上映はスタートした。

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』は本日10月26日より公開中。

(c)Magica Quartet / Aniplex・Madoca Movie Project Rebellion