ぴあは17日、2013年7月2日に発売したアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のムック本『ももクロぴあ vol.2』(980円)の印刷部数について、取引先に虚偽の報告を行っていたと発表した。

実際の印刷部数は10万部だったが、担当社員が同グループの所属先事務所であるスターダストプロモーションに対して6万部と虚偽報告し、印税の支払額を本来の額より過少にしていた。9月初旬、スターダストプロモーションから問い合わせがあり、その後の調査で事実であることが判明した。

ぴあは問題の発覚後、社外から有識者を招いて特別調査委員会(委員長:安田博延弁護士)および懲罰委員会(委員長:宮原守男弁護士)を設置。事案の経緯と事実関係の調査を行ったところ、当該社員による金銭の着服事実はなく、ほかの担当商品に関して虚偽報告は認められなかったという。

ぴあは、当該社員について降職の上、配置転換したほか、矢内廣社長の報酬月額を10%削減×3カ月、唐沢徹取締役を最高執行責任者(COO)および事業統括本部長から解任するなどの処分を行った。

ぴあは現在、2008年度から刊行された類似商品166点についても調査を進めている。同社は関係者に謝罪するとともに、今後は再発防止に取り組むとしている。