スタイリング剤への不満は、「ベタベタする」が3割弱

インターワイヤードが運営するネットリサーチのDIMSDRIVE(ディムスドライブ)はこのほど、「ヘアスタイリング剤」についてアンケートを実施、結果を公表した。同調査は8月23日~9月6日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター8,256人から回答を得た。

スタイリング剤への不満は、「ベタベタする」が最多

調査内で「スタイリング剤を使っている」と回答した人の、"普段使っているスタイリング剤の不満点"について、もっとも多かったのは「手や髪がベタベタする」で28.4%。次いで、「長時間もたない」(22.1%)、「思い通りにセットできない」(16.7%)、「匂いがきつい」(5.8%)、「詰め替え用がない」(5.8%)と続いた。

購入の決め手は、「価格」「ブランド」「容量」

スタイリング剤を"購入する際の決め手"については、「価格」が52.2%と半数以上でダントツとなった。以下、「好きなメーカー・ブランドであること」(24.0%)、「容量」(23.4%)、「試供品を試してみて」(14.7%)、「パッケージの品質表示」(9.5%)と続いた。

購入の決め手は、「価格」が過半数に

「その他(4.8%)」と回答した人の意見としては、「香りがよいかどうか」「無香料であること」などの香りに関することや、「美容師さんのオススメであること」などが挙げられた。

好きなスタイリング剤、男性は「ギャツビー」、女性は「リーゼ」

好きなスタイリング剤ブランドは、男性では、「ギャツビー(マンダム)」23.2%が最多で、「uno(資生堂)」(13.4%)に10ポイント以上の差をつけての1位となった。3位以降は、「サクセス(花王)」(9.0%)、「ルシード/ルシード・エル(マンダム)」(8.9%)と続いた。

女性の1位は「リーゼ(花王)」で7.1%、以下、「ケープ(花王)」(6.9%)、「ラックス(ユニリーバ)」(4.9%)、「サラ(カネボウ)」(4.6%)、「パンテーン(P&G)」(4.3%)と続いた。

好きなスタイリング剤は、男性「ギャツビー」、女性「リーゼ」に

男性では「ギャツビー」が他のブランドを大きく引き離してトップに立ったが、女性ではTOP10に入ったブランドの値の差が男性に比べて少ない。女性向けの商品は大きなブランドが多数あり、人気が拮抗している状態であることがうかがえる。

そのブランドを好きな理由は、「使いやすい」がトップに

"そのスタイリング剤を好きな理由"については、「使いやすい」が43.4%ともっとも多く、「価格」(33.7%)、「使用感が良い」(29.5%)、「メーカー・ブランド」(23.4%)、「香りが良い」(20.3%)と続いた。

"そのスタイリング剤を好きな理由"は、「使いやすい」が43.4%で最多

「その他(1.7%)」と回答した人の意見としては、「使っているシャンプー・リンスなどと同じブランドだから」「環境に配慮しているから」「手に入れやすいから」などが挙がった。

購入の決め手は「価格」が圧倒的であったが、「好きなブランド」になる決め手は「使いやすさ」であることがわかった。また、「スタイリングの出来」よりも、使いやすさや使用感が重視されているという結果だった。その他、詳細は同サイト公開テーマ別調査ページを参照のこと。