地球最後の日には何をして過ごしますか?

地球最後の日、みんなで一緒に死ぬなら怖くない。だから今日一日、私は家族と笑って過ごそう。来世でまたみんなに会えるよね、きっと……。今回はマイナビニュース会員の女性400名に、もし地球に隕石(いんせき)が墜落してきて、地球最後の日になったら、何をして過ごしたいか、考えてもらった。

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Q.隕石が墜落。地球最後の日には何をして過ごしますか?
1位 家族と過ごす 48.8%
2位 ごちそうを食べる 29.5%
3位 いつも通りの生活をする 19.2%
4位 恋人と過ごす 18.2%
5位 寝る 6.2%

■家族と過ごす
・「やっぱり、最期は家族と一緒がいいかな、と思う」(29歳/その他/その他)
・「家族で、笑って死にたい」(25歳/商社・卸/事務系専門職)
・「家族みんなでおいしい食事を食べ、写真を見て楽しかった頃を笑いながら話したい」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「思い出を作りたいので」(69歳/その他/その他)
・「一番安心できるので」(35歳/その他/事務系専門職)

■ごちそうを食べる
・「好きなだけ好きなものを食べて満足して最後を迎える」(31歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「食べたいもの食べて死んだら幸せかな、と」(24歳/農林・水産/専門職)
・「いつもより贅沢(ぜいたく)をして食べたい物を食べる」(23歳/小売店/販売職・サービス系)
・「ダイエットの必要がなくなったので」(31歳/医療・福祉/その他)
・「幸せな気持ちになりたいから」(32歳/その他/その他)

■いつも通りの生活をする
・「いつも通りの毎日が幸せだから」(24歳/その他/その他)
・「食べて、風呂に入って、寝る……人間の暮らしを謳歌(おうか)したいですね」(45歳/その他/その他)
・「実際はどうか分からないけど、いつも通りの生活をしてその日を終えられたら素敵だなと、そういう人になりたいな、と思います」(32歳/不動産/事務系専門職)
・「特別なことはしたくないから」(26歳/食品・飲料/技術職)
・「死ぬのはみんな一緒だから、またあの世で会えるでしょ?だからいつも通り」(26歳/自動車関連/事務系専門職)

■恋人と過ごす
・「一番落ち着く人と一緒にいたい」(32歳/その他/その他)
・「ラストはほんとに幸せと身も心もそう思って死にたい」(30歳/学校・教育関連/営業職)
・「恋人とお互いの両親に結婚の挨拶をして夫婦になってから死にます」(27歳/生保・損保/事務系専門職)
・「遠距離恋愛中だけど最後の日なら会いに行きたい、でも新幹線が動いているかどうか……」(26歳/その他/クリエイティブ職)
・「恋人と過ごして来世でも一緒になろうと話す、そうすれば死んでも後悔しないと思う」(30歳/情報・IT/事務系専門職)

■寝る
・「ひたすら寝る、そしてその瞬間を知らずに終わりたい」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「何もせずに寝る、楽しいことを想像している内に……という感じ」(25歳/生保・損保/その他)
・「何も考えたくないし、寝ている時に死にたい」(23歳/小売店/事務系専門職)
・「怖い目にあうのを想像したくない」(24歳/電機/事務系専門職)
・「時間を忘れる」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

■その他
・「最後の日は結構ぐちゃぐちゃになっていると思う」(26歳/金融・証券/販売職・サービス系)
・「怖いから祈る」(27歳/医薬品・化粧品/営業職)
・「今までにお世話になった人に挨拶をする、あの時があったから今の私がいるということに感謝して、ありがとうと言いたい……亡くなっている場合はお墓参りをする」(26歳/その他/その他)
・「インドに行きたい、おなかを壊しても翌日を気にしなくてよい」(26歳/印刷・紙パルプ/技術職)
・「当日にパニックに巻き込まれて苦しむ前に安楽死したいから、隕石が落ちる前に海外の安楽死施設に行く」(29歳/情報・IT/事務系専門職)

■総評
地球最後の日に何をして過ごすか? いろいろ想像してもらった結果、「家族と過ごす」と答えた人が約半数という結果になった。一番大切な家族と、おいしいものを食べながら談笑、心穏やかな気持ちで最後の思い出作りをする……こういう時間を望んでいる人がほとんどだった。また、家族といると「安心できる」「落ち着けそう」と、恐怖を紛らわす効果もあるようだ。

2位は「ごちそうを食べる」。お金はあの世にもっていけないので、おいしいごちそうをたらふく食べて、幸せな気持ちで最期を迎えたい、と考えたようだ。体型を気にしてふだんセーブしている女性たちも、どうせ死んでしまうなら気にせず食べたい、と食欲全開宣言していた。食べたいものは「寿司」「お米」「大好きな餃子」「日本食で豪華なもの」など、人それぞれ。自分なら最後の晩餐(ばんさん)に何を食べるか……考えるのはちょっと楽しいかも。

3位は「いつも通りの生活をする」。回答に多く見られた「平凡な毎日こそ幸せ」「日常に幸せがつまってる」という気持ち、本当に地球最後の日を迎えたら、確かにこれが最もリアルな感情かも。また、「特別なことをしたくない」「平常心を保ちたい」と、毅然(きぜん)とした態度で最後の時を待とうという人もいた。

4位の「恋人と過ごす」は、恋人と一緒にじっと最後を待っているだけでなく、積極的に「結婚して夫婦になってから死ぬ」「遠恋中の彼氏に会いにいく」という行動派もいるのが興味深い。「来世で一緒になることを約束する」というのは、映画みたいにロマンチックで切ない気がする。

5位は「寝る」。寝ている間に終わってほしい、という意見が目立った。怖くて眠れないかもしれないが……。その他、「お世話になった人のお墓参りをする」「インドに行く」「パニックを避けて、海外の安楽死施設に行く」など、その人の人柄が表れていそうな意見も多数寄せられた。隕石でなくても、いつ何が起こってもおかしくはない人生。こういうことを真剣に考えるのも、たまには悪くないかも。

調査時期:2013年7月11日~2013年7月16日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性400名
調査方法:インターネットログイン式アンケート