「夏季休暇中、家族旅行で高速道路を走行中に、渋滞に巻き込まれたことは?」

パナソニックはこのほど、「渋滞とカーナビに関するアンケート調査」の結果を公表した。調査は、7月13日~7月15日にインターネットを通して実施した。対象は自家用車でカーナビを利用している、26~45歳の既婚男女各200名の計400名。

8割の人が渋滞でイライラ

「夏季休暇中、家族旅行で高速道路を走行中に、渋滞に巻き込まれたことは?」という質問に対し、89%が「ある」と回答した。渋滞に巻き込まれたときに「イライラする」という人は全体の8割で、渋滞が家族旅行中の車内に悪影響を与えていると同調査では分析している。

男性ドライバーに、運転中、渋滞に巻き込まれたときに言われてイラッとする同乗者の言葉を尋ねたところ、最も多かったのは「まだ着かないの?」(27%)だった。続いて「疲れた」(19%)、「もう帰りたい」(18%)などが挙がっている。

「家族でドライブ中に、同乗者と言い争いになったり、妙な沈黙になるなど車内が"険悪なムード"になったことはありますか?」

半数が「険悪なムード」を経験

家族でドライブ中に、同乗者と言い争いになったり、妙な沈黙になったりするなど"険悪なムード"になったことがあるかを聞くと、52%が「ある」と答えた。理由を尋ねると、「渋滞に巻き込まれたから」(24%)、「時間通り目的地につけなかったから」(22%)などの回答が寄せられた。

「迂回してでも、渋滞がない道」を好む人が85%

カーナビに従っていて道選びに失敗したことがある人は約半数で、最も多い原因は「ルート探索が適切ではなかったから」(52%)だった。具体的な失敗の内容を聞くと、「遠回りになった」(59%)、「渋滞に巻き込まれた」(34%)、「時間通りに目的地までつけなかった」(28%)などが挙がっている。

カーナビを使っていて道選びに誤った原因

長時間車を運転して目的地に向かう際に、乗車時間は同じだとすると、「最短距離で、渋滞している道」と「迂回してでも、渋滞がない道」のどちらで向かいたいかについても尋ねた。結果は、遠回りでも渋滞がない道を選びたい人が85%となっている。