トニー・スターク/アイアンマンを演じるロバート・ダウニー・Jr. (C)BANG Media International

昨年5月に公開され(日本は8月)、世界的な大ヒットを記録したマーベル・スタジオズの映画『アベンジャーズ』の続編タイトルが『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』に決定した。

2015年に公開予定の本作では、宿敵ウルトロンを倒すためにアイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなどスーパーヒーローたちが再び集結。全身アダマンチウム製で自我を有する無敵ロボットであるウルトロンは、戦闘の度に自己再生してより強靭になっていくという全世界を支配できるほどのパワーを持つ最強のヴィランとして立ちふさがる。

先日、カリフォルニア州サンディエゴで開催されたコミコン・インターナショナル・フェスティバルにて、シリーズの監督を務めるジョス・ウェドンは続編のショートフィルムを公開して今回のプランを紹介している。ジョスは、今回の続編でウルトロンの起源がどのように語られるかについて、科学者ハンク・ピムによって創造されたという原作コミックの筋書きとは異なるものだとMovieweb.comに明かしている。

「この続編では、ウルトロン誕生のストーリーを我々独自のバージョンで語ろうと思っているんだ。原作ではハンク・ピムがウルトロンを創ったから、多くの人は続編に登場すると思っているだろうけど違うんだ。映画では、基本的に使用可能な材料のみを原作コミックから起用するつもりさ。でも、いろいろと捨象しなきゃいけない要素はあるけどね」

続いてジョスは、ウルトロンがアイアンマンことトニー・スタークによって創造されたという設定になるかもしれないともほのめかしている。「ウルトロンの誕生について、我々自身のバージョンを練っていて、アベンジャーズのメンバーが直接絡んでいるっていう設定を考えているところさ。今回はウルトロンが登場するから、前作よりはもっとダークな作品に仕上がるだろうね。それに前作にはなかったSFの要素が含まれることになるさ。特にウルトロンに関しては、原作コミックに忠実に沿ったものにはなり得ないと思うよ」

(C)BANG Media International