「きぬごし豆腐」VS「もめん豆腐」、よく食べられているのは?

インターネット調査を行うマイボイスコムは17日、「豆腐」に関するインターネット調査の結果を公表した。調査は「MyVoice」のアンケートモニターを対象に6月1日～5日にかけて行われ、10,434名が回答した。

週1回以上豆腐を食べる人は約7割

まず、豆腐を食べる頻度について聞いたところ、「週2～3回」と回答した人が最も多く31.0%、「週1回」と回答した人が次に多く25.6%だった。週1回以上豆腐を食べる人を合計すると7割を超える。豆腐を食べるシーンで最も多かったのは「夕食」の87.3%で、他には「おいしそうな豆腐が売っていた」や「お酒のおつまみ」という回答があった。「朝食」と回答した人は九州や東北で多かった。

よく食べる豆腐は「きぬごし豆腐」が最多

よく食べる豆腐のタイプを聞いたところ、最も多かったのは「きぬごし豆腐」で73.8%だった。次に多いのが「もめん豆腐」の53.9%となっている。そのほかでは、「充填きぬごし豆腐」が14.2%、「おぼろ豆腐、ざる豆腐」が12.5%との回答が寄せられた。「もめん豆腐」は北海道、東北、四国では6割以上の人が回答しており、他の地域よりも高い比率となっている。

好きな豆腐料理を聞くと、「冷奴」が最も多く79.7%、次が「みそ汁」の66.2%、その次が「麻婆豆腐」で61.1%だった。後には、「揚げ出し豆腐」「すき焼き」「湯豆腐」が続いている。「白和え」は西日本、「肉豆腐」は東北、関東でやや高い比率となっている。

豆腐購入時に重視するのは「価格」

豆腐購入時に重視する点としては「価格」が60.1%で最も多く、その後には「味」「賞味期限・消費期限」「豆腐の種類(きぬ、もめんなど)」「国産大豆かどうか」「容量、サイズ」などが続く。

豆腐について魅力に感じることを尋ねると、最も多い回答は「高タンパク、低カロリー」(47.7%)だった。次が「健康によい」で40.5%の回答だった。「安い」「食べやすい」「栄養が豊富」「消化吸収がよい」がそのあとに続く。男性では「コレステロールを下げる」「動脈硬化予防」「血圧を下げる」などの回答が多く、女性若年層では「美肌効果がある」が多かった。