プロ野球評論家・工藤公康の長男で、俳優の工藤阿須加が、江角マキコ主演で10年ぶりに復活するフジテレビ系のドラマ『ショムニ2013』(7月10日スタート 毎週水曜22:00~22:54 初回は15分拡大)の第1話に、配達員役として出演していることが9日、明らかになった。

『ショムニ2013』に配達員役として出演する工藤阿須加

同シリーズは、リストラ対象者が集められる"庶務二課(ショムニ)"のOLたちの物語。1998年から2002年まで、3度にわたって放送されてきた人気シリーズが、主人公・坪井千夏役の江角マキコのほか、新キャストとしてベッキー、本田翼らを迎え、10日から新シリーズがスタートする。工藤阿須加は、その記念すべき第1話から登場。演じるのは、ショムニに出入りする配達業者・シロクマ急便の速水君で、ショムニメンバーは彼の登場に色めき立つ。

最初の撮影を終えた阿須加は、「いやーいいですねぇ。あれはなかなか味わえない雰囲気ですよ。演じていてすごく楽しいです。とにかく皆さんのパワーがすごくて、今まで経験したことない感じです」とかなりのインパクトがあった様子。「僕としては、変にいろいろ考えないで素のまま真っすぐ演じたいですね。体育会系のさわやかさ(笑)をそのまま出していけたらと思います」と語り、「シロクマ急便の速水君=僕になりたいです」と今後の撮影にも意欲を見せていた。

共演者との交流はまだあまりないようで、「どんな会話をしたらいいのか分からないですよ(笑)」とショムニメンバーのパワーに押され気味。「撮影が進むにつれて、少しずつみなさんに絡んでいけたらなと思います。どういう男性が、女子受けするのか聞いてみたいです」と目標を掲げつつ、「面白い作品になるのは間違いないと思いますので、僕がショムニのメンバーにどういじられて、どう絡まれるのかもぜひ、見ていただきたいです!」と見どころをアピールしていた。

阿須加は、1991年生まれの21歳で現役大学生。元プロ野球選手で現在は野球評論家の工藤公康の長男として生まれ、2男3女の中で育った。妹はプロゴルファーの工藤遥加。2012年にデビューし、今年はNHK大河ドラマ『八重の桜』に出演した。