運河を背景にミス小樽と人力車

札幌時計台の前でポーズ

北海道のロリカワ観光ツーリズム推進協議会は、ロリィタや"カワイイ"文化を核にした付加価値を創出し、新しい観光商品をつくることを目的とした「小樽・札幌周遊型 ロリカワ観光ツーリズム事業」を展開する。6月26日には、同事業の開始を宣言するキックオフミーティングも開催された。

全国613件の中から選ばれた再建・強化事業

同事業は、観光庁による「官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業」の募集で、全国613件の中からが採択されたもの。小樽・札幌における従来の観光資源(歴史・文化、景観、食)に、ロリィタやカワイイ文化といった付加価値を作り出し、新たな観光商品をつくることを目指している。

6月29日には、小樽市主催の「小樽kawaiiティーパーティー」でのワークショップを実施。今後も、札幌中心部でのロリィタイベントなど、様々な実証実験を行う。8月には大通歩行者天国でのロリカワ撮影会&大通周辺カフェでのお茶会、10月には「JAPANロリカワパーティー in サッポロファクトリー」などを予定している。

その他、地元のロリィタがプロデュースした「スイーツの開発」や「ロリカワROOM(宿泊施設)の開発」、地元のロリィタがおすすめする「ロリィタが似合うカフェの認定」などを、商品化に当たっての受け入れ整備も進めている。また、小樽・札幌のロリィタ向けガイドマップ発行や公式ウェブサイトによる情報発信も予定している。