香港の九龍半島イースト・チムサアチョイのビクトリア・ハーバー沿いでは、6月21日~23日に「香港国際ドラゴンボート・カーニバル」を開催する。同イベントでは、中国の伝統行事で世界的なボート競技でもある「ドラゴンボート・レース」や、「サンミゲルビールフェスタ」などが行われる。
長崎県代表も含む199チームが参加
「香港国際ドラゴンボート・カーニバル」は主に2つの要素で構成。ひとつは中国建設銀行(CCBアジア)が主催する「CCB(アジア)香港国際ドラゴンボート・レース」で、2つ目は4年連続でサンミゲル・ブルワリー香港によって支援されている「サンミゲルビールフェスタ」だ。
「CCB(アジア)香港国際ドラゴンボート・レース」には、199チーム(163の香港ローカルチームと36の海外チーム)が参加する。レースは20種類のカテゴリーに分かれており、スタンダード・ボートの部は500mのコースを、スモール・ボートの部は250mと500mのコースを選択。ハーバーフロントに用意された観客席から、レースを観戦することができる。
日本からは昨年に続き、2012年度の長崎ペーロン選手権において県内でトップとなったチームが「長崎市白龍(ペーロン)協會」として参加する。日本チームは2012年の香港国際ドラゴンボート大会にて、インターナショナル・チャンピオンシップ、スタンダード・ボートの部グランドファイナルで総合8位を獲得している。
また、カーニバルの最終日(6月23日)には、「セレブ・バスタブ・レース」を開催する。これは、香港の著名人、立法議員、香港ディズニーランドリゾートやオーシャンパークをはじめとした香港観光スポットの代表者が参加するもので、思い思いのコスチュームを身にまとって登場。2人一組でボートに乗り込み、100mのコースに沿ってボートをこいで、速さやベストコスチュームを争う。
隣会場ではビール飲み競争も
また、毎年開催されている「サンミゲルビールフェスタ」が、2013年もドラゴンボート・レース会場と隣接する「市政局百周年記念公園」で開催される。会場内ステージでは、様々なライブパフォーマンスやビール飲み競争が開催されるほか、ドラゴンボート体験やフラッシュモブダンスなどを実施。ドラゴンボート・レースの合間にも、冷えたビールを片手に楽しむことができる。
「CCB(アジア)香港国際ドラゴンボート・レース」は、6月21日12時~17時、22日9時~17時分、23日10時~16時30分に開催。チムサアチョイイーストのウォーターフロントには、無料観戦席を400席用意している(23日には一部の席が招待客用となる)。「サンミゲルビールフェスタ」は入場料無料で、6月21日~23日12時~21時30分に行う。
イベントの詳細に関しては、香港政府観光局サイトを参照。