世界に3台のみ現存する天文時計「パネライ ジュピテリウム」

オフィチーネ パネライは7日~12日、六本木ヒルズにて「オフィチーネ パネライ - トリビュート トゥ ガリレオ : ルネッサンスの天才科学者に捧ぐ」展を開催する。

世界に3台の天文時計「パネライ ジュピテリウム」を日本で初めて公開

同展は、イタリアのデザインとスイスの高い技術力が融合したパネライの、歴史とテクノロジーを紹介する展覧会。パネライが、天才科学者ガリレオ・ガリレイへのオマージュとして捧げる、世界に3台しかない貴重な天文時計「パネライ ジュピテリウム」が日本で初めて公開されるほか、パネライの現代的な時計から、今年の「国際高級宝飾時計展(SIHH)」で発表されたニューモデルも展示される。

ガリレオ・ガリレイとパネライは、天文学、光学、精密機器、航行術など複雑に絡み合った要素により深く結ばれ、またともにフィレンツェをルーツとする。「パネライ ジュピテリウム」は永久カレンダー機能を搭載した天文時計で、1610年にガリレオが観測した時と同じように、地球から見た太陽、月、木星とその衛星の位置を示している。

ガリレオの望遠鏡観測から4世紀後の2009年、ガリレオに敬意を表した「パネライ ジュピテリウム」はストックホルムのノーベル博物館での「ガリレオの望遠鏡」展にて展示。また、世界に3台のみ現存する「パネライ ジュピテリウム」のうち1台は、2012年にフィレンツェのガリレオ博物館に寄贈され、計時システムが発展するうえでのガリレオの役割について解説する常設エリア「ガリレオと時間の計測」に展示されているという。

開催日時は、6月7日~12日 11時~21時(7日は11時~16時)。会場は、六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース(東京都港区六本木6-10-1 ヒルサイド2F)。入場無料。その他、詳細は同イベントWebページにて確認できる。