インコや文鳥などの小鳥を眺めながらお茶が楽しめる神戸市の「とりみカフェ ぽこの森」が、イベント限定で販売した"インコ風味のアイスクリーム"が話題となっている。果たしてどんな味なのか、その材料は何なのかを、同店スタッフに聞いてみた。

インコ風味のアイスクリーム3種

インコ風味のアイスクリームは、5月8日~13日の期間に阪神百貨店梅田本店で開催された『幸せを運ぶ小鳥の作品展2013』にて限定販売されたアイスクリーム。同作品展は毎年行われていたが、今回から8階のメイン催事に昇格して飲食物の販売も行えるようになったことから、本業であるカフェ経営の仕入れルートを生かして製造したとのこと。

販売されたのは、「セキセイインコ アイス」「ぶんちょ仕立てのフィンチアイス」「オカメインコ アイス」の3種で、各100mlカップ入り。値段は各284円とのこと。それぞれ100個、計300個ほどを用意して11日と12日のみの販売となったが、両日ともに開始10分で完売するほどの人気だったという。なお、正確には「食べると口の中でインコ臭が広がるアイスクリーム」なのだとか。

「セキセイインコ アイス」

「ぶんちょ仕立てのフィンチアイス」

「オカメインコ アイス」

気になる味と材料を同店スタッフに聞いてみたところ、セキセイインコ風味は「あわ・ひえ・きびなどの人間用穀産雑穀と蜜りんごを使用し、雑穀の香ばしさの中にりんごの酸味と甘みが広がります」とのこと。

ぶんちょ仕立てのフィンチ風味は「あわ、ひえ、きびなどの香ばしい雑穀が入ったバニラアイスに、ふわふわマシュマロの食感が楽しめるアイスです」、オカメインコ風味は「食用ひまわり・かぼちゃのシード(種)と蜜りんごを、ふわふわルチノーの羽根のようなバニラアイスの中に封じ込めました」との回答をいただいた。食べた人からは「あっさりしていて軽いので、まるでふわふわの羽毛のよう」という感想が返ってきたという。

再販は「とりみカフェ ぽこの森」店舗にて予定されているが、いつから提供できるのかは決まっていない。また、アイスクリーム工場が繁忙期を過ぎる時期を見て、"お鳥寄せ"対応が出来るように製造元と交渉中とのことなので、"口の中で広がるインコ臭"を味わってみたい人は、もうしばらく待ってほしい。