ホテルオークラ東京(東京都港区)は5月1日~5日の5日間、チャリティーイベント「第13回 10カ国大使夫人のガーデニング in Okura」を開催する。
駐日大使夫人たちが国の庭園を再現
同イベントは世界10カ国の駐日大使夫人が、国を代表する草花を使った庭園を再現し、各国の文化・伝統を表現するもの。同ホテル館内最大級の宴会場「平安の間」(約1,500平方メートル)に、400種4万本の草花で彩られた世界各国の庭園が集結する。
今年の参加国は、ベネズエラ・ボリバル共和国、アメリカ合衆国、スペイン、ベルギー王国、スウェーデン王国、アゼルバイジャン共和国、シンガポール共和国、トルコ共和国、オランダ王国、英国の10カ国。
今年はバラのアーチを施した英国の伝統的な田舎の庭園や、スペインのアンダルシア地方の代表的なパティオ、スウェーデン王国の一般家庭に見られるタチアオイが植えられたハーブガーデンなどを再現。そのほか、南国の花が咲くシンガポールのトロピカルガーデンなどもあり、世界中を旅行した気分を味わうことができる。
珍しい青い胡蝶蘭や青いしゃくなげも
また、会場では育種家 デービット・オースチン氏が手がけた「ウィリアム・ アンド・ キャサリン」、「クィーン・オブ・スウェーデン」などのイングリッシュローズも咲き誇る。更に世界でも希少な青いしゃくなげ「ブルー・エンサイン」や、「青い胡蝶蘭(こちょうらん)」も見ごろを迎える。
世界の文化に触れる多彩な併催イベント
併催イベントとして、参加国の代表的な料理に加え、オークラ自慢の洋食、中国料理を着席ブッフェ形式で楽しめる「Kitchen Okura」、スペインの陶器芸術「リヤドロ」の花をテーマにした展示会「リヤドロ~麗しき花の世界~」も開催。その他、各国の特産品などを販売する「ザ・バザール」や「新緑盆栽展」も行われる。
なお、同イベントは収益の一部を寄付するチャリティーイベントで、過去4回の累計寄付金は約450万円となっている。今回のイベント収益金の一部は、日米官民パートナーシップTOMODACHIに寄付される。
「第13回 10カ国大使夫人のガーデニング in Okura」は、5月1日~5日の10時~18時まで開催。最終日のみ10時~17時。会場はホテルオークラ東京 1階 宴会場「平安の間」。入場料は大人1,500円(前売り券は1,000円)。小学生以下無料。
詳細は同ホテル公式サイトでも案内している。