静岡県立美術館は4月13日~6月23日、「草間彌生 永遠の永遠の永遠」展を開催する。
新絵画シリーズ「わが永遠の魂」を展示
同展は、世界的な前衛芸術家として活躍する草間彌生(1929~)の、最新の創作活動を紹介するもの。2009年から彼女がその創作意欲を傾注してきた新しい絵画シリーズ「わが永遠の魂」の、そのお披露目となる展覧会となる。
「わが永遠の魂」は、鮮烈な色彩によって、いまだ童女のような彼女の想像力を形象化した、これまでにない絵画作品となっているという。同展ではその中から、静岡県で初公開となる作品も含め、約50点を展示する。
また、カラフルな色彩をまとった新作群とは対照的な、50点からなるモノクロの「愛はとこしえ」の連作作品も展示。こちらは彼女が2004年から3年間で描き上げたドローイングをシルクスクリーン作品にしたもので、無限に湧き出る連鎖的イメージを描きだしたものとなっている。これらの他に、新作となる彫刻作品も併せて展示する。
会場は、静岡県立美術館(静岡県静岡市駿河区谷田53-2)。開催日時は、4月13日~6月23日 10時~17時30分で、展示室への入室は17時まで。また夜間開館として、4月27日~6月22日の毎土曜日は20時まで開館する。展示室への入室は19時30分まで。休館日は毎週月曜日。ただし、4月29日・5月6日は開館、5月7日は休館。観覧料は大人:1,200円、高校生・大学生・70歳以上:600円、中学生以下:無料など。その他、詳細は同展公式サイトで確認できる。