JR西日本は8日、JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業にともない、工事を進めている東岸和田駅新駅舎の基本デザインを発表した。だんじり祭をモチーフに、スピード感と力強さを表現した駅になるという。

東岸和田駅新駅舎(イメージ)

同事業では、大阪府岸和田市の下松町から土生町にかけての区間のうち、東岸和田駅を含む約1.0kmを高架化するとのこと。

新駅舎のデザインについては、市民参加による駅舎建築デザイン懇談会での意見を参考に検討。「『祭都』岸和田の文化をつなぐ架け橋となる駅」をデザインコンセプトとし、「元気あふれる躍動都市 岸和田」の玄関口にふさわしい駅舎を追求した。だんじり祭をモチーフにスピード感と力強さを表現し、都市交流ゾーンの中心的建物としてにぎわいを創出。一方で建物の高さを抑え、圧迫感を感じさせないように景観にも配慮したという。