東京都中央区・和田画廊では21日まで、写真家・青山裕企(あおやまゆうき)の個展「空想女子校ースクールガール・コンプレックスー」を開催している。
女子高校生という被写体の"記号性"を抽出した写真展
写真家・青山裕企が2006年から撮影をはじめた"日本社会における記号的な存在"をモチーフにした代表作の一つ「schoolgirl complex」は、本来個性的であるはずの女子高校生という被写体の、"顔などの個性を表す部分を隠す"ことによりその記号性を抽出し、大きな反響を呼び起こしてきたという。
同展は、青山氏の最新刊『スクールガール・コンプレックス 3(女子校)』の刊行に合わせ「72Gallery」(東京都中央区京橋3-6-6)で開催される同名展覧会のサテライトとして開催。本邦初披露の立体作品も展示される。
会場は、和田画廊(東京都中央区八重洲2-9-8 近和ビル302)。開催期間は、4月3日~21日 13時~19時で、月曜日は休廊となる。入場無料。その他、詳細は和田画廊Webページで確認できる。