新横浜LED菜園の外観

キーストーンテクノロジーとアグリ王は、共同で運営する大規模植物工場ショールーム「新横浜LED菜園」が稼働開始したことを発表した。

レタスを一カ月に約1万5,000株生産可能

「新横浜LED菜園」は、アグリ王の拠点である奈良建設本社ビル内(横浜市港北区)に設置。植物工場用のLED植物栽培ユニット「5段式AGRI Oh!(アグリ王)」を12台導入した。「AGRI Oh!」は、植物生育に有効な波長のLED光源と水気耕栽培システムを採用した栽培ユニットで、温度・湿度・CO2濃度などを制御した環境で、無農薬野菜を安定生産ができる。

同菜園では、約22坪のスペースでレタスを一カ月に約1万5,000株生産することが可能だという(畑に換算すると、約1,000坪相当の生産量)。一部はガラス張り仕様で、内部設備や作業方法を見学できるショールーム型の植物工場となっている。

栽培野菜。月産1万5,000株のレタスが生産可能

工場でできた野菜も試食できる公開記念式典開催

4月18日には完成披露として、公開記念式典を行う。12時30分から一般受付を開始し、13時に開会。 LED植物工場野菜の試食や、実際の作業風景の見学、植物工場システムの紹介、同社植物工場システム導入者のスピーチなどを行う。参加申し込みは、同社ホームページ内の特設ページから受け付ける。