フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、欧州で発売中の新型「ゴルフ」が、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2013」を受賞したことを発表した。この5年間に4台のフォルクスワーゲンモデルが同賞を受賞している。
受賞した「ゴルフ」は7世代目にあたる新型で、欧州では昨年11月に発売され、ヒットモデルとなっている。新しいプラットフォームの採用により、ボディを大型化しながら、大幅な軽量化を果たしたのが大きな特徴。低燃費や高い安全性も備えている。
その評価は高く、3月初めには欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、「The Best Cars of 2013」「Auto Trophy 2012」、さらに「Top Gear」(イギリスのテレビ番組)の「All the car you'll ever need」など、数多くの賞を受賞している。
今回受賞した「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」は、世界中の23カ国、66名のジャーナリストが、その年に発表されたノミネート車両だけでなく世界中で発表された新車の評価を行う。フォルクスワーゲンのモデルは過去にこの賞を数多く受賞しており、先代「ゴルフ」や、日本でも人気モデルとなった「up!」も受賞している。2010年には、「ポロ」が大賞を、「ポロ」「ゴルフ」「パサート」のブルーモーションモデルが「World Green Car of the Year」を受賞した。
なお、新型「ゴルフ」の日本での発売予定は6月となっている。