タグ・ホイヤーとマクラーレン・グループはこのほど、新たなパートナーシップ契約を締結したことを発表した。タグ・ホイヤーは、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスF1チームへの公式タイムピースを提供するほか、パートナーシップをマクラーレン・オートモーティブにも拡大する。

ジュネーブモーターショーでの発表の様子

タグ・ホイヤーとマクラーレンは従来から技術パートナーシップを築いており、協同でタイムピースや車載用計時システムの開発を行う。今回発表されたパートナーシップは、こうした従来の関係を延長、拡大するものだ。

有能な若手ドライバーを発掘し支援するプログラム「若手ドライバー育成プログラム」を、タグ・ホイヤーが新たにサポート。また、タグ・ホイヤーのブランドアンバサダーに、有能なメキシコ人ドライバーであるセルジオ・ペレス選手を迎える。ちなみにF1ワールドチャンピオン、ジェイソン・バトン選手もすでにブランドアンバサダーを務めている。

このパートナーシップ締結とマクラーレン50周年、タグ・ホイヤーの代表モデル「カレラ」誕生50周年を記念し、マクラーレンのリア・スポイラーとドライバースーツ、チームウェアにはタグ・ホイヤーのロゴが輝くこととなった。

この新しいパートナーシップ契約は、先頃開催されたジュネーブモーターショーで発表された。タグ・ホイヤー代表取締役兼CEOのジャン-クリストフ・ババン氏と、マクラーレン・グループ執行会長のロン・デニス氏が顔をそろえ、それぞれコメントを発表するなど華々しい発表となったとのこと。