複合文化施設「Bunkamura」を運営する東急文化村は、Bunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)にて「ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」展を、4月21日まで開催している。開催時間は10時から19時(毎週金・土曜日は21時)。
同展は、日本とベルギー両政府の文化協定締結40周年、そして「日本におけるイタリア2013年」を記念したもの。ルーベンスが国際的に飛躍する礎を築いたイタリア、そして、アントワープに大工房を構え生涯を過ごしたベルギーでの作品を展示する。
世界最古の博物館であるとされる、ローマのカピトリーナ絵画館に所蔵されている作品《ロムルスとレムスの発見》や、タペストリーの下絵でありながらも評価の高い《ヘクトルを打ち倒すアキレス》など、世界各地から集められた油彩画のほとんどは、日本初公開となるという。
また、当時人気だった動物、静物画の専門画家との共同作品や、ルーベンス工房の作品を合わせて紹介。その制作の実態や、画家、プロデューサー、外交官、父親など、様々な顔をもつルーベンスの真の姿に迫るとのこと。同展の詳細は、公式ホームページを参照のこと。