つぶらな瞳のポニーに乗ることができます

のどかな光景がつづく東京荒川区の都電沿線。あらかわ遊園は、そんな昔ながらの街にあるスポットで、観覧車やジェットコースターなどのアミューズメントがあるほか、ポニーの乗馬体験ができたり、動物たちとのふれあいコーナーを楽しむことができます。今回は、このあらかわ遊園を取材してきました。

子供たちに人気! かわいいポニーに乗って

飼育員のかたがサポート

4歳~10歳の子供たちを対象としたポニーの乗馬は、一日に3回決められた時間に実施されていて、事前の予約が必要です。都内で乗馬が体験できるのはとても珍しく、乗って歩くこともできるので子供たちも大興奮。

ポニーに乗ってコースを一周!

コースを回っている間がシャッターチャンス。素敵な笑顔を是非写真に収めてください。

■ポニー乗馬
時間:午前10時30分、午後1時30分、午後3時の開催。各回10分前までに料金を支払って予約
利用料:のりもの券1枚又は100円

ふれあい広場でヤギ、ヒツジさんと仲よしに

思ったよりは移動速度が早い

ふれあい広場にはヤギさん、ヒツジさんたちの姿が。飼育員の方になで方を教えてもらい、ふれあってみてください。

ちょっぴり眠そうな表情がキュート!

この日は寒さのためか、みんな身を寄せ合っていました。なでてあげるととてもうれしそうな表情に見えますね。

ふかふかの毛は触り心地がとってもいいです

同じく、ふれあいコーナーにはモルモットとうさぎさんがいて、モルモットは膝乗せをさせてもらえます。

動物たちの体温が伝わる貴重な体験

ほかにも動物たちがいっぱい

あらかわ遊園のマスコットにもなっているミーアキャット

どうぶつ広場にはいろいろな動物がいてにぎやかです。ニホンザルやリスザル、ハナジカたちがいるほか、鳥類は格子やガラス越しでなく、内側に入って直接見ることができます。

薄雪鳩やカルガモさんが暮らしています

薄雪バトは小型のハトで、雪が舞うような模様が特徴的。ハト科では最小だそうで、小さい体ですがとても活発に動きまわります。

飛び立つ瞬間も眼前に

眺めているとハトが上に乗りかかったりする場面もちらほら。求愛行動の一種だそうですが、このときはすぐに振り払われて実らない恋になったようです。

巣作りをつがいで行う風景も。癒されます

動物たち以外にも観覧車やジェットコースター、メリーゴーランドなどアミューズメントもあり楽しめます。どこか懐かしいその空気にふれながら、素敵な時間をどうぞお過ごしください。

あらかわ遊園の正面

■スポット情報
名称:あらかわ遊園
場所:東京荒川区西尾久六丁目35番11号
営業時間:9:00-17:00 火曜休(祝日の場合翌日休)、年末年始休 入園料:大人200円、小中学生100円(土日祝、春夏冬休み)、平日の小中学生料金無料、65歳以上100円




<著者プロフィール>
一色千里
ハンドメイドや動物、街歩きや旅をテーマに撮影と執筆を手がける。著書に「東京手づくり市マップ」「東京ねこ街案内」(角川グループパブリッシング刊)などがある。新著「カワイイ動物カフェへようこそ!」が日本工業新聞社より2012年11月2日に発売!

猫情報を配信するちまたの猫暮らしを運営するほか、物語で街と人をつなぐ「本のカケラ」など街イベントも積極的に企画。ホームページツイッターも運営中。