移動するホテル! 寝台列車で上野/大阪から北海道へ旅に出よう!

日本国内を走る寝台列車の中でも人気が高いのが、上野から札幌までの長距離を結ぶ「北斗星」と「カシオペア」、大阪から札幌までを結ぶ「トワイライト・エクスプレス」の3列車です。都心部に住む人にとっては、憧れの北海道へ行くための楽しいひとときにもなり、3列車はどれも長旅を感じさせない、豪華なつくりとなっています。

そこで今回は、人気の3つの寝台列車の魅力をご紹介します。北海道旅行を計画している方はぜひ参考にしてみてください。

■どこまでも豪華なつくりの寝台列車

3列車は移動時間が長いものの、運行する時間帯を主に夜にしているため、食事をしたり、寝ている間に目的地に到着してしまいます。列車のあちこちには、夜のひとときを十分に満喫してもらえるように、食事やプライベート空間へのこだわりが感じられます。

さらに、シャワールームやサロン、ラウンジなども用意され、景色を眺めながらぜいたくな時間を過ごすことが可能なので、まさに移動するホテルといえます。

いずれも人気列車のため、大型連休時などはすぐに完売してしまうことも。インターネットでは申し込めないので、窓口へ行くか旅行会社を通して早めの予約を行いましょう。

下り線(上野~札幌)時刻一覧(2013年2月現在)
・北斗星 19:03~11:15
・カシオペア 16:20~9:32
・トワイライト・エクスプレス 11:50~9:52

■憧れのブルートレインに乗ろう

伝統的な青い機体が特徴の北斗星は、日本初の豪華寝台特急といわれています。ロイヤルやツインデラックスといった豪華個室から、B寝台(デュエット)、B寝台(ソロ)、2段式B寝台と、リーズナブルな客室も用意されています。特にB寝台(ソロ)は、一人用の個室なので、一人旅をしたい方にはオススメの仕様です。

6号車はロビーとシャワーがあるので、外の景色を眺めながらのんびりするもよし、他の乗客との会話を楽しむのもいいでしょう。

JR東日本 北斗星

■夫婦やカップルでの旅が充実するカシオペア

カシオペアの特徴は、すべての部屋がゆったりとした2人部屋仕様になっていること。そのため夫婦やカップルでの利用がオススメです。北海道までの新婚旅行をかねた移動として使うのもいいでしょう。

ディナーは、ダイニング車両でフランス料理か懐石お膳が楽しめます。各部屋からは大きな窓から外の景色を見ることができるほか、トイレや洗面所、テレビも完備しているので、2人だけのゆったりとした時間が楽しめます。

JR東日本 寝台特急カシオペア

■日本一の長距離旅客列車を体験しよう

トワイライト・エクスプレスは日本一の長距離旅客列車でもあり、始発から終点までとなると乗車時間もほぼ丸1日となります。昼からの乗車になるため、明るい時間からゆっくりと外の景色を楽しみたい方にはオススメです。客室も、ひとりで利用できるものから、ファミリーで利用できるものまでと幅広いのもうれしいところ。

西日本フードサービスネット トワイライトエクスプレス