アイドルグループ・SKE48の松井玲奈とAKB48の秋元才加が6日、東京・愛宕のNHK放送博物館で行われたドラマ『放送博物館危機一髪』の記者会見に出席した。

左から、松井玲奈、野際陽子、秋元才加

『放送博物館危機一髪』は、NHKの番組スタッフが幽霊退治に奮闘するシリーズ最新作。テレビ60年の企画展の準備が進むNHK放送博物館に幽霊が出現し、ディレクターののぞみ(松井)が、先輩の美穂(秋元)に幽霊退治をすることに。博物館の館長(野際陽子)からダメ出しされながらも、真相に迫っていく。同ドラマは、同じ時刻にひとつのチャンネルで複数の番組が見られる「マルチ編成」を使ったマルチチャンネルドラマ。メインのチャンネルではドラマの本筋が流れ、サブチャンネルでは、部分的に別のストーリーが放送されるというものだ。

連続ドラマ初主演となる松井は「こうして全国放送のドラマの主演は初めてなので、緊張しましたが、素敵な共演者の方々にサポートされつつ、楽しく撮影することができました。のぞみは新米ながらも一生懸命でポジティブなキャラクターなので、見ている方々に笑顔になっていただければ」とあいさつ。前作『大河ドラマ大作戦』にもヒロインで主演した秋元は「前回は美穂の成長が見られたと思いますが、今回は、玲奈ちゃんとリアルでも先輩後輩の間柄なのでリンクしていますし、さらに成長していく姿をご覧いただければ」とアピールした。

また、「幽霊を信じるか?」という報道陣の質問に対して松井は「私、幽霊が見えるんです! 何度も見たことがある」と衝撃の告白。「人からもらうこともあって。そういう時は塩風呂に入ります。そうすると、泡が身体からシュワ～と出てくるんです」と明かすと、幽霊を信じないという野際からは「痩せるために入ってるんじゃないの?」とツッコミ。松井は「違うんです! 本当なんですよ」と訴えた。さらに「この博物館にはいないのはわかってます!」ときっぱり言うと、また野際から「それじゃあ物語にならないじゃない。身もふたもないわよ(笑)」と言われて会場の笑いを誘っていた。