試験や試合、大事な仕事の商談、好きな人への告白など。明日が勝負だ!という時、気合を入れたり、縁起を担いだりするために食べるものってありますか? 日本に住む20人の外国人に聞いてみました!
■焼き肉。母国でも肉(ネパール/男性/30代前半)
■焼き肉!! 母国ではピーナツソース(野菜と肉の煮込み)をご飯にのせて食べる(マリ/男性/30代前半)
スタミナがつきそうで気持ちも高揚する焼き肉! 肉が持つ栄養素・たんぱく質を構成するアミノ酸は、集中力を高める、体力を増強する、精神を安定させるなどなど、頭も身体も心もマルチにサポートしてくれます。焼き肉を食べることは雰囲気だけでなく、理にかなったことでもあるのです。ということは、日本でおなじみのあのおかずにも、同じことが言えるということですね。
■とんかつ。ジューシーなステーキとフライドポテトかな(フランス/女性/20代後半)
■かつ丼を食べる習慣があると聞きました。僕は特に食べないことが多いですが、母国では栄養がたっぷり入ったものを食べるのが賢明だとされています(アメリカ/男性/20代後半)
とん勝つ、勝つ丼、語呂合わせだけではなく、まさに賢明なチョイスだったのです!
■スポーツの前なら軽く食べます、勉強に関するコンテストなどなら甘いものを食べます。母国でも一緒です。大切な試験なら甘いものは絶対食べます(イラン/女性/20代後半)
勝負の内容によって食べ物を変えるとは、凝ったことをしますね。試験の前に甘いものがいいなら、受験の縁起担ぎの定番「キットカット」はベストマッチですね! 他にも甘いものを食べる人がこんなに。
■日本では海鮮サラダ。母国ではチョコ(ポーランド/女性/20代後半)
■私は肉を食べます。母国ではチョコレート(ギリシャ/男性/30代前半)
■カレーうどん。母国ではチョコレート(ロシア/女性/20代前半)
母国ではチョコレートを食べるという方々です。カレーうどんは「受カレー」ということで、縁起担ぎに一役買っています。カール(お菓子)の「受カール」と同じ発想ですね。ほかにも、ポッキーは逆から読んだら「キッポー(吉報)」、れんこんは穴があいていることから「見通しが明るい」なんていうのもあります。
■日本では体調を維持するために庶民の純日本食(魚をメインに)、母国では体調を維持するために庶民の純ブラジル食(ステーキをメインに)(ポルトガル/女性/50代前)
その土地に根付いているものを選ぶのですね。柔軟性がありますね。魚がメインの庶民の純日本食、アジの開き、塩ざけ、カレイの煮つけといったところでしょうか?
■とんかつ。中国で定番はないですが、試験の前日に卵を2つ食べた記憶があります。100点満点を取るという意味です(中国/女性/20代後半)
2つの卵が、ゼロが2つ並んでいるようで100点を連想させるというわけですね。ちなみに中国では、ギョーザを食べて縁起かつぎをすることがあります。形が中国の昔のお金に似ていることから、「金運に恵まれますように」という意味があるそうです。
■かつ丼。母国ではあまりないと思いますが、学生は試験の前の日、チキンエキスを飲む(シンガポール/男性/20代後半)
シンガポールではとても有名なチキンエキス。成績が上がるということで、チキンエキスの広告には子供が起用されているそうです。大人になっても学ばなければならないことはたくさんあるので、ちょっと試してみたいです。
■そのようなことは、あんまりしません。料理と関係がない(スペイン/男性/30代前半)
それを言っちゃおしまいなんですけども……。
食べるものによっては効果がある場合もあるようですね。自分がコレだ!と思うものを食べて、不安やプレッシャーを和らげ、持てる力を存分に発揮できますように!