3月9日~31日、「つくることが生きること」東京展を開催

東日本大震災復興支援プロジェクト「わわプロジェクト」は3月9日~31日、東日本大震災復興支援「つくることが生きること」東京展を開催する。

"終わらない震災"を伝える展示会

同展は、現在も東北で復興活動に力を注ぐ人々や、アーティストによる継続的な取り組みを紹介する展示会。

「復興の今」を伝えるだけでなく、明治三陸大津波の実態を伝える風俗画報や阪神・淡路大震災以後の復興活動年表などの貴重な資料も展示する。また、自分たちが震災に対してどのように備え、行動すればよいのか日常生活や地域で取り組む「防災・減災」についても考えていくという。

会期中は、体育館での避難所宿泊体験やワークショップ、トークセッション、食や音楽のイベント、東北支援の期間限定ショップなど、約20のイベントも実施。世代や地域を超えてあらゆる人々が震災を見つめ、共有する場を作るとしている。

「まちのかけら」ワークショップの様子

3月23日~24日に行われる「防災サバイバルキャンプ」は、体育館と屋上を使用し、1泊2日の避難所シミュレーション体験を行うプログラム。ダンボールを使った寝床作りや、手元にあるものを利用したクッキングなど、都会の真ん中での本格的かつ「いざ」という時の術を学べる体験となる。

開催日時は、3月9日~31日12時~19時(最終入場18時30分)。会場は、アーツ千代田 3331 メインギャラリーA・C・D(東京都千代田区外神田6丁目11-14)。休場日は火曜日。参加料は無料。