女性が男性を選ぶ時、重視するのは結局「外見」なのか?

女性に好きなタイプを聞くと「優しい人」「自分を引っ張ってくれるような頼りがいのある男性」などという、内面を重視した答えが返ってきます。しかし一方で、「爽やかな感じのイケメン」「細マッチョでほどよく筋肉がついている人」というように、外見を重視している女性も多いことに気付かされます。外見と性格、女性の恋愛心理に大きく関わってくるのはどちらなのか、わからないという男性もいるでしょう。

■女性の場合には、恋人を選ぶのに『計算』が働く

男性だと、第一印象をきっかけに女性のことを好きになる人がほとんどとされています。つまり、外見を重視している男性が多いということです。これは美女を連れて歩くことで自分がオスとして優れていることを示したい、美女といい子孫を残したいという本能から来ているとされています。ただし、男性が外見だけで付き合いたい女性を選んでいるわけではありません。外見はあくまで導入部であり、そこを通過した人が今度は「性格はいいか」「家事能力はあるか」などのふるいにかけられていくのです。

しかしながら女性の場合、外見から入る人ももちろん多いですが、そこに計算が働きます。「結婚相手として、この男性はふさわしいかしら」「自分にとって、精神的・経済的にメリットがあるかしら」という計算です。第一印象があまりにも悪い人はともかくとして、女性よりも男性の方が内面で勝負できる余地はあるといえるでしょう。外見はタイプではないけれど話が面白い、エスコートしてくれる態度がスマートですてきだと思った、などという理由で彼氏を選ぶ女性もたくさんいます。

もちろん男性と初めて会った時に『収入』『家柄』を最初の足切り条件にする人もいます。しかしそれ以上に、相手が「思いやりがあり、もし結婚しても家事を分担したり子育てなどを手伝ったりしてくれそうか」「トラブル発生時に守ってくれる強さがあるか」「優しさがあり、自分や家族が病気の時にも支えてくれそうか」などを見ているのです。いくらイケメンでも、暴力的だったり、自己中心的なワガママ男だったりしたらモテません。

■ブサイクでも「話が面白い」「一緒にいたら楽しい」と思わせたら勝ち

外見がイマイチでも、女性にとって「この人がいなきゃつまらない」「一緒にいたら楽しそう」と思わせることができたらモテます。これは、お笑い芸人がいいモデルケースです。お笑い芸人がモテるのは、話が面白く、一緒にいて楽しいと思わせる技術にたけているからです。

ここで、外見がイマイチでもモテる男性の条件を5つ挙げてみましょう。

「話が面白い」
話が面白い男性は、女性にとっても魅力的です。いつでも自分を楽しませてくれそう、ポジティブな人と一緒にいると自分の人生も楽しそうなどと思われます。

「オシャレである」
女性は、洋服好きな人が多いもの。同じ価値観を持ってオシャレや洋服について語り合える人は、女性にとって楽しい体験を共有できる男性としてポイントが高いです。服のセンスがあれば、雰囲気イケメンになることだって可能です。

「いい香りがする」
男性にとって女性のいい香りが印象的なように、男性のいい香りも女性にとって印象的なもの。香水でなくても、いい匂いの柔軟剤などを使用して見るのも効果的です。クサい男性は、絶対にモテません。

「男友達が多い」
男友達が多いということは、同性に好かれる魅力があるんだろうなと女性も推測します。同性から好かれている男性は、女性から見ても「敵を作りにくそう」という印象があります。ただし、彼女よりも男友達を優先するような恋愛をしている男性は、女性から嫌われやすくなります。

「マメである」
「いつもありがとう」とお礼をマメに言ってくれる。失敗した時には、いつもメールでフォローしてくれる。これは男女関係なしに、異性の心をときめかせるテクニックと言えるでしょう。料理上手な男性がモテるという話もありますが、最近ではそういった男性を避ける女性も出てきています。これは男性が女性の料理に文句を言い、けんかになってしまうパターンがあるからだそうです。料理が得意なのはプラス要素ですが、相手のやり方を認めずに「こういうやり方だとおいしくできないんだよね」「俺のほうが料理がうまいよね」などという相手の努力を認めない態度は、大きくマイナス評価されるでしょう。