住宅購入時に求める「絶対条件」とは

住宅購入においては、いろいろと目移りしてしまいやすいものです。何を基準に決めればいいのか、どんどんわからなくなってきたという方ももしかすると多いかもしれません。住宅購入予定の既婚女性が、どんな家へ関心を持っているのか、譲れない条件として選ぶのはどんな条件なのかをピックアップしてご紹介したいと思います。

■見えない収納は、やっぱり譲れない

女性が家に求めるのは、やはり収納力。収納とひとくちに言ってもいろいろありますが、中でも人気が根強いのは、やはり「ウォークインクローゼット」です。しかし収納にスペースがとられ、居住空間をせばめやすいウォークインクローゼットは、広い居住空間に重点を置く方からは不評を買うこともあるようです。

ただし、女性にとっては扉一枚で収納物を隠せる収納は、やはり魅力的。来客時にも収納部屋に散らかったものをすぐ隠せ、部屋の中がすっきり見栄えがよくなるため、やはり見えない収納は譲れないポイントとなりそうです。

■キッチンは広いところがいい!

最近人気があるのは、開放的な「アイランド・キッチン」と呼ばれるキッチンです。タイプはいろいろありますが、流し台と作業台が部屋の中に独立しており、コンロなどは背面の壁際に設置するタイプが主流です。また部屋中央で調理する場合の煙や匂いが気になる方にも人気があるようです。

アイランドキッチンはリビングと台所がほぼ一体化しているため解放感があり、部屋が明るいイメージになるのも人気の理由です。

■パントリーはやっぱりほしい!

部屋の収納はもちろんそうですが、食品保管専用の収納スペース、パントリーを条件にあげるかたも多いようです。食品保管は通常、キッチンの下にある収納スペースを利用しているという方も多いと思いますが、キッチン下の収納スペースは湿気がたまりやすく、取り出しづらいもの。また、何をどこへ保管したのか把握したり探したりするのが大変になる場合もあります。

パントリーがあれば、ひと目で何をどこに保管しているのか把握しやすく、消費期限を管理したり、数量を管理したりしやすくなるのです。女性にとってはやっぱり魅力的かもしれません。

■ちょうどよい人間関係が作れるかどうか

住宅購入にあたって女性が一番不安になるポイントは、やはり近隣住民とのおつきあいです。干渉はされたくない、だけど全く人付き合いがないのも寂しい。ちょうどその中間くらいの人間関係が確保できる場所がベスト…と思う方は多いようです。

もちろん近隣住民にトラブルメーカーがいないということも、重要な点です。また地域によって異なる自治会の活動内容や、ご近所づきあいの慣習なども気になるポイントとして重要視されています。

住宅選びは迷いやすいものですが、重視するポイントがあれば妥協できるポイントも見つけやすくなります。ぜひ自分が何を重視しているのか、一度考えてみてください。