ビー・エム・ダブリューは2月22日より、ミドルクラスツーリングモデル「F800 GT」を発売する。現行モデルの「F800 ST」の後継となるモデルで、カウル形状を一新して高級感をアップさせるなどの改良が施されている。
同モデルは軽快なネイキッドロードスポーツとして人気の「F800 R」のツーリング向けバージョンで、現行モデルの「F800 ST」の後継モデルとなる。カウル形状は従来とはまったく異なったデザインで、同社のツーリングモデルのフラッグシップである「K1600 GT」と共通したテイストとなっており、高級感を格段にアップさせた。
エンジンは800ccの水冷並列2気筒で、「F800 ST」よりも5PSアップした90PSを発揮する。また、「F800 ST」と同様にベルトドライブ駆動を採用。ローメンテナンスなので長距離ツーリングに適した装備といえる。
ブレーキには最新の2チャンネルABSを採用。オプションで加速時の安定性を向上させるASCや電子制御式サスペンションも選ぶことができるなど、クラスを超えた豪華な装備も大きな特徴となる。また、ツーリングの快適性を向上させるハイ・ウインド・シールドやラゲッジシステムといったアクセサリーも用意されている。
ボディカラーはバレンシア・オレンジ・メタリック、ダーク・グラファイト・メタリック、ライト・ホワイトの3色が用意されており、価格は139万9,000円。