東京急行電鉄はこのほど、東京メトロ副都心線との相互直通運転開始で廃止される東横線渋谷駅舎跡地を、期間限定のイベントスペース「SHIBUYA ekiato(エキアト)」として、3月26日よりオープンすると発表した。
現在の東横線渋谷駅は1927(昭和2)年に開業し、1964年より現駅舎の供用を開始した。今日に至るまで東横線のターミナル駅として親しまれてきた。今年3月16日に東京メトロ副都心線との相互直通運転がスタートし、現在の副都心線ホーム(地下)に東急東横線も乗り入れることで、現駅舎は長い歴史に幕を下ろすことになる。
「SHIBUYA ekiato」は、天井高約5mという駅空間をはじめ、現在の駅の姿を可能な限りそのまま残しつつ、新たなエンターテインメントやニュースを世界に発信する舞台となることをめざす。会場の面積は約2,350平方メートルで、オープン期間は3月26日から5月6日までの予定。各種販売、発表会やコンサートなどのイベント全般で活用されるという。
公式ホームページも開設されており、東横線のイメージカラーである赤と、東横線渋谷駅の象徴的なクラム屋根を組み合わせたロゴも公開されている。