――改めて本作を通じて芝居の面白さや難しさなど、再発見したことはありますか?
たくさんありますが、一番大きかったのは現場の雰囲気の作り方ですね。主演ということはそんなに意識しないようにしてましたけど、やっぱり主役がどんな時でも率先して自分が周りを盛り上げていかないといけないな、ということを実感しました
――責任感が強いんですね
いえ、とにかく現場では共演者はもちろん、スタッフのみなさん含め周りの人たちに助けられました。チャレンジ精神だけはあるので、この作品で学んだ経験を次の現場でも活かせればと思います
――この『ハイスクールドライブ』の撮影も含め、怒涛の1年だったかと思いますが、清水さんにとって今年はどんな一年でした?
あっという間の一年でしたね。いろんなところに行かせていただきました(笑)。福井県、秋田県、愛媛県、静岡県……おかげさまでいろいろな経験をさせてもらう機会に恵まれて、とても充実した一年でした。ただ、受験をが控えていることもあり、学業を絶対におろそかにしない、という思いが自分の中には強くあって、どんなに遠い場所で撮影があっても撮影が休みの日は遅刻してでも必ず学校に出席するようにしていました
――やはり責任感が強い……というかしっかりと自分の意思をお持ちですね
仕事と学業の両立は自分で決めたことなので、最後まで守り抜きたかったですね。来年は仕事中心に、お芝居がとにかく好きなので、色々な役柄を演じてみたいと思います
――お芝居が一番なのですね。芝居の面白さはどこにありますか?
役を演じるたびにいろいろな"自分"が増えていくというか、常に新しい発見があることですね。もともと人をじっくり観察して、その人のクセを真似するのが好きで、芝居を通じて自分の中に増えたキャラクターを学校で披露して周りの反応を楽しんでいるんです。って、個性がないのが良い意味で個性だと思うのですが、そうやっていろいろな人の個性をうまく役に取り入れていきたいですね。役者という仕事はそうやって自分を広げていく仕事でもあると思うので……あ、今、いいこと言ったかも(笑)
――では最後に、来年の抱負をお聞かせいただければと
無事、受験から解放されたら、まずは映画館にこもって映画を観まくりたいですね。それがひと通り終わったら、今度はプライベートのことを考えられないくらい仕事をしたいです。とはいっても……スキューバダイビングもやりたいし、スカイダイビングもやりたいし……あとは何だろう……部屋の片づけ! 決して片づけられないわけではないんですが、ついつい散らかしてしまって……。それから料理のレパートリーも、煮物以外に増やしたいですね……って、話し出すと止まらないですね、私(笑)
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