Mrs. GREEN APPLE大森元貴「『う~』って重たくなるような楽曲なんだけども…」新曲『天国』を語る
3人組ロックバンドMrs. GREEN APPLE(大森元貴(Vo/Gt)、藤澤涼架(Key)、若井滉斗(Gt))がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」(毎週月曜 23:08頃〜)。
5月5日(月・祝)の放送では、Mrs. GREEN APPLEの新曲「天国」(映画「#真相をお話しします」主題歌)について語りました。


Mrs. GREEN APPLE大森元貴



大森:新曲「天国」は、情報解禁前にタイトルやリリース情報、映画の主題歌だということは一切明かさずに、我々のプロモーションチームが「新曲試聴会」を実施しまして、いろんなメディアの人たちに来ていただいて、真っ暗闇のなかで曲を聴いてもらいました。ミセスLOCKS!の職員(スタッフ)にも来ていただいたわけですけども、すごい面白いことができたなと思っています。

世間的には「クスシキ」(4月5日に配信リリースした楽曲)も発表前だったから、「次の新曲はこういう感じなんだ」ってなりながらも、(先に)「クスシキ」が世の中に出ていって。「あれ?『天国』は?みたいな。(今回の新曲は)映画公開日に情報解禁しているけども、今までだとそんなことなかったじゃん? たとえば、4月28日の「CDTVライブ!ライブ!」(TBS系)のときも、リリース前に歌唱させていただくことって、今までなかった気がしてる。

若井:たしかに。

大森:だから、ちょっと変わった位置付けの楽曲だなと思っていて。なんて言ったらいいんだろうな。もう、曲を聴いてもらえればいいなって感じ。

若井:すべてだよね、曲が。

大森:ここに対して何か言及するのってどうなんだろうなと思って。ただ、よく言われるのが「Part of me」とか「Soranji」とかちょっと似た……というか、同じ系譜なんじゃないかって言われるけども。それもどうかな、とか。

藤澤:似て非なる、みたいなね。

大森:重さというか、聴いていて食らうみたいなのはたしかに似ているというか、そういう類いのものなのかな、とは思うね。でも、なんでタイトルを「天国」にしたのかとか、最後の終わり方はなんでなんだろうとか。そこに対しては雑誌「音楽と人」(6月号)でけっこう言及しています。詳しくはそっちでなんだけど、ひとまず聴いてもらおうか。

――ここで、「天国」をオンエア



大森:「う~」って重たくなるような楽曲なんだけども、発言したり感想を述べることに億劫にならないでほしいな、と思っています。

Mrs. GREEN APPLEはもっとポップな曲を打ち出していったほうが、絶対流れ的にいいんだけど。だけど、この曲をリリースする意味、意義みたいなところも汲んでくれると、さらに生徒(リスナー)のみんな、もっと言うとJAM'S(ミセスのファン)にとっていいのかなって思ったりもしています。


(写真左から)Mrs. GREEN APPLE藤澤涼架、大森元貴、若井滉斗



<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/