京浜急行電鉄は6日、年末年始の終夜運転と特別ダイヤについて発表した。大みそかから元旦にかけて、本線泉岳寺~横浜間と大師線全線で終夜運転を行う。

京急電鉄でも大みそかから元旦にかけての終夜運転を実施

京急電鉄では12月29日から1月3日まで、大師線を除く全線で土休日ダイヤによる運転に。京急蒲田駅付近の全線高架化が完了したため、1月2・3日開催の箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)でもダイヤを変更することなく運行できるようになった。

川崎大師への初詣で多くの利用者が見込まれる大師線(京急川崎~小島新田間)では、12月31日深夜から1月1日早朝にかけて終夜運転を行い、6~10分間隔で普通を運転する。また、1月1~6日と1月12~14日、初大師の1月20・21日、節分会が開催される2月3日は日中6分間隔のダイヤに変更される。

大みそか・元旦の終夜運転は本線の泉岳寺~横浜間でも実施され、約20分間隔で普通を運転。一部を除き泉岳寺駅で京成線方面への直通電車に連絡する。その他、本線横浜~浦賀間では終電の繰下げ・始発電車の繰上げを実施。空港線京急蒲田~穴守稲荷間、逗子線金沢八景~新逗子間、久里浜線堀ノ内~京急久里浜間でも終電の時刻を繰り下げる。

1月1日早朝には、三浦海岸や城ヶ島での初日の出に便利な特急「初日号」も運転される。品川駅を朝5時に出発した後、京急川崎駅、横浜駅に停車しながら、三浦海岸駅に6時14分、終点の三崎口駅には6時17分に到着する。