「DIESEL」の創始者、レンツォ・ロッソ氏と、ロックバンドU2のボノ氏、ファッションブランド「EDUN」の創設者であるボノ氏の妻、アリ・ヒューソン氏による、既存のファッションの枠組みを超えたコラボレーション「DIESEL + EDUN」がこのほど発表された。

写真左からU2のボノ氏、アリ・ヒューソン氏、レンツォ・ロッソ氏

「DIESEL + EDUN」は、両ブランドにより生み出されたメイドインアフリカのデニムコレクション。アイテムにはウガンダで生産された最高級の綿が使用され、原料の調達から製造に至るまですべてアフリカで行われ、アフリカ大陸に持続可能なビジネスモデルを創出するプロジェクトだ。コレクションは来春より展開予定となっている。

同プロジェクトに際し、「レンツォ・ロッソが手がけるマリの『Only The Brave ミレニアム・ビレッジ』と、ウガンダ北部で活動するEDUNの綿花栽培施設をともに訪れたアフリカの旅は素晴らしい経験でした。その結果として、100%メイドインアフリカの美しいコレクションが誕生することになりました」とアリ・ヒューソン氏。一方のレンツォ・ロッソ氏は、「このプロジェクトを通じて、アフリカで生産・製造し、継続的な貿易を創り出すことが実際に可能だということを消費者や業界に示したいと思っている」と語った。