JTBグループの出版事業会社JTBパブリッシングは「時刻表復刻版」シリーズの第3弾の制作にあたり、20日より復刻する時刻表を投票により決定するキャンペーンを実施する。
得票数上位となった時刻表は、「JTB時刻表」2013年3月号誌面で発表予定。春には電子書籍として配信を開始する。
より多くの人の思いを実現させるべく、投票で時刻表を選定
創刊から87年、今月発売の2012年12月号で通巻1043号を迎える「JTB時刻表」は、一巻一巻がその当時の時代背景や鉄道の姿を映し出す歴史の鏡となっているという。
現在発売中の5点の復刻版は、過去に書籍で販売された「時刻表復刻版」シリーズの中から、改正の規模などを考慮し、エポックメーキングな号を同社内で選定し、電子書籍化した。
一方で、「あの時この列車に乗って旅行した」など、人それぞれ思い入れのある時刻表は異なっている。同社では第3弾の制作にあたっては、より多くの人の思いを実現させるべく、投票という形で時刻表を選んでいくこととした。時刻表を通して、皆が思いをはせる時代を電子の世界に映し出す、としている。
対象となる時刻表は1925年の創刊号から現在発売中の2012年12月号(通巻1043号)までのすべての「JTB時刻表」で、「交通公社の時刻表」など「JTB時刻表」の前身となるものも含む。
投票は、ハガキ・同社Web「サイトるるぶ.com」内アンケートページ・Twitterにて受け付ける。応募期間は11月20日~12月25日。応募者の中から抽選で、10名にJTBナイスギフト2,000円分が贈られる。その他、詳細は「サイトるるぶ.com」で確認を。