出版社「インフィニタム・ニヒル」を立ち上げたジョニー・デップ (C)BANG Media International

俳優のジョニー・デップが、大手出版社のハーパー・コリンズと提携して自身の映画プロダクション会社と同名の出版社「インフィニタム・ニヒル」を立ち上げることが明らかとなった。

ジョニーは設立時の声明として「正当、率直で、明確なヴィジョンを届ける」というスローガンを発表し、次のように続けている。「(インフィニタム・ニヒル)は読者にとって意味のある出版物をお届けするために全力を尽くしていきます。他の出版社とは一味違うものをお届けできると思います」

同出版社がリリースを予定している書籍の中には、2015年に出版が予定されているボブ・ディランの人生とキャリアにおける真実を掘り起こした『ザ・アンラベルド・テイルズ・オブ・ボブ・ディラン』なども含まれているようで、著者のダグラス・ブリンクリーは「私とジョニーはボブに関する著書がインフィニタム・ニヒルの初出版物としてふさわしいと思う。ボブはとても穏やかな人柄であり、私たちに温かく接してくれた。私たちは少年の頃から彼の音楽には多大な影響を受けてきたんだ」と同書の出版への抱負を語った。

その他、来年1月には米フォーク・シンガーの故ウディ・ガスリーが執筆した小説『ハウス・オブ・アース』の出版を控えている。ウディは1947年に同著作を書き終えているが、出版元が決まっていなかったという。

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