ビー・エム・ダブリューはこのほど、「ニューBMW 3シリーズ ツーリング」を発売した。数々の改良を施したほか、高効率ガソリン・エンジンやクリーン・ディーゼル・モデルをラインナップするなど、環境性能を向上させている。

「ニューBMW 3シリーズ ツーリング」。リアシートは3分割可倒式で、独立開閉式リアウインドウを採用している

「ニューBMW 3シリーズ ツーリング」は従来モデルよりややボリュームを感じさせるエクステリアで、実際にラゲッジルームは35リットル拡大して495リットルとなった。オートマチック・テールゲート・オペレーションや、小さな荷物の出し入れに便利な独立開閉式リアウインドウなど、従来のスタイリッシュなワゴンから実用性を重視した使いやすいワゴンへとシフトしている。

エンジンは2.0リットル直列4気筒DOHCターボガソリンエンジンと、2.0リットル直列4気筒DOHCターボディーゼルエンジンの2種類。ディーゼルエンジンを搭載する「320d BluePerformance」はセダン・モデルと並んでクリーン・ディーゼル国内No.1となる19.4km/リットル(JC08モード)の低燃費を実現している。

ラインナップはガソリン3モデル、ディーゼル3モデルで、それぞれ「M Sports」が最上級モデルとなる。価格はディーゼルエンジン搭載のベーシックモデル「320d BluePerformanceツーリング」が491万円、ガソリン・エンジン搭載の最上級モデル「328iツーリング M Sport」が632万円など。