ヤフー(以下Yahoo! JAPAN)とクレディセゾンは17日、池袋エリアの消費拡大を目的として、クレディセゾンが主催・展開する地域活性キャンペーン「池袋フェスタ」と連動し、インターネットとリアル店舗を結ぶ"O2O(オンライン・トゥ・オフライン)ビジネス"の可能性を検証する実証実験を9月30日まで実施すると発表した。
同実証実験は、インターネットで得た情報から実店舗への送客と、実際に決済に至るまでの導線を確認・検証するもの。まず、従来のリアルでの送客キャンペーンに、ジオサービス「Yahoo!ロコ」の送客力および「Yahoo!ポイント」を活用した施策を加え、キャンペーン参加の18店舗への誘導を強化する。
店舗までの誘導には「Yahoo!ロコ」と大日本印刷が提供する「スマートポスター」を活用。ヤフーが「Yahoo!ロコ」の利用履歴(キープ)などをもとに、インターネットの情報(オンライン)の閲覧状況を検証し、クレディセゾンがYahoo! JAPAN IDと連携しているセゾンカード・UCカードの決済履歴をもとに、実際の店舗(オフライン)への送客の状況を検証する。
両者の検証の結果から、インターネットの情報の閲覧により、どの程度実店舗に送客し、決済に至ったかを確認する。実証実験と同時にキャンペーンも実施している。
「池袋フェスタ」キャンペーンの概要
(1)期間中、セゾンカード・UCカードHPよりエントリーのうえ、対象店舗でのセゾンカード・UCカードの利用金額合計「5000円(税込)」を1口として応募すると、抽選で総額500万円をキャッシュバック(1人最大10万円)。または利用の対象店舗特別賞をプレゼント(一部店舗)
(2)「Yahoo!ロコ」で対象店舗をキープして、セゾンカード・UCカードを1000円(税込)以上利用した人の中から、抽選で3000人に永久不滅ポイント100ポイントをプレゼント
(3)(2)の条件を満たした上でIDを連携している人(新規・既存含む)の中から抽選で100人に「Yahoo!ポイント」2000ポイントをプレゼント
キャッシュバックと特別賞の重複当選およびクレディセゾンが同時期に開催するキャンペーンとの重複当選はない。
対象店舗は池袋エリアの計18店舗。
東口エリア : 西武池袋本店、池袋パルコ、池袋ロフト、池袋サンシャインシティロフト、池袋ショッピングパーク、無印良品池袋西武、無印良品池袋パルコ、サンシャインシティ、サンシャイン西友店、ヤマダ電機LABI1 日本総本店 池袋、ヤマダ電機LABI1 池袋モバイルドリーム館、ビックカメラ池袋本店、ビックカメラ池袋本店パソコン館
西口エリア : 東武百貨店 池袋店、池袋東武ホープセンター、Echika 池袋、Esola 池袋、マルイシティ池袋
Yahoo! JAPANとクレディセゾンは2011年11月に業務提携を締結し、ID・ポイント連携とO2O施策による消費の活性化を目指し、さまざまな取り組みを展開している。今後も両社は連携を強化し、インターネットとリアルを結び付けることで生まれる新しい可能性を模索しながら、顧客の利便性向上と消費の活性化にむけて尽力していくとしている。
【関連リンク】 クレディセゾン、『クレジットカードのひみつ』を小学校・図書館に寄贈 |