2007年当時から無実を訴えていたデビッド・カッパーフィールド (C)BANG Media International

世界を代表するプロマジシャンのデビッド・カッパーフィールドは、性的暴行の汚名を着せられたショックを未だに払拭できずにいるという。

デビッドは2007年に自身が所有しているバハマ島の邸宅に女性を監禁、暴行したとして、FBIと米検察官から2年間にわたる取調べを受けていた。しかしデビッドが起訴されることはなく、代わりにデビッドに監禁されていたと告発していたレーシー・キャロルが、他の男性にも性的暴行を受けたとの虚偽の報告をして後に逮捕されている。

これに対してデビッドはレーシーに関して擁護の余地がないとオプラ・ウィンフリーに語った。「事実でないことを挙げて非難するなんて自分自身にとっても、友達や家族にとっても本当にひどいことだよ。真実を明らかにされたときはついに光が差した感じだった。でも残念なことに報道の中ではね……」 

そんなデビッドは、レーシーに訴訟を起こされた後も事件の濡れ衣を着せられた被害者であると主張していた。オプラが「人々はみな、訴えのことは覚えていても免罪のことは忘れてしまうのよね」と言ったのに対し、デビッドは「免罪なんじゃなくて、僕は被害者なんだ。大きな違いだよ」と返答している。

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