楽天トラベルは9日、観光業界関係者向けに'Welcom!Japan 戦略'と題した「楽天トラベルサマーフォーラム2012」を都内で開催した。
たくさんの外国人に日本旅行を楽しんでほしい
フォーラムでは、楽天トラベル代表取締役副会長の山田氏が講演を行った。
同社は、観光庁が2019年時の目標として定めた「訪日外国人旅行者数2,500万人」の数字を受け、今後は外国人観光客のために外国語のサイトに力を入れるという。
今回発表された外国人向けのサイトリニューアル内容は、検索機能の向上とコンテンツの充実。
画像の精度を上げることによって、観光地の魅力をより伝えやすくし、施設の情報ページも文字がより見やすくなるよう改善。また、エリアの専任スタッフを配置し、自治体と連携することによって、さらに詳しい日本の観光情報を観光客に提供できるようにしたという。
また、同社は台北や香港、バンコクなど、アジアを中心に海外8カ国19拠点に支社を展開。山田氏は、「今後楽天トラベルをさらに成長させるためには、国際展開が必須であり、全力で臨んでゆきたい」と語った。
楽天トラベル10周年記念キャンペーン
また、楽天トラベル代表取締役社長の岡武公士氏は、楽天トラベルの企画展開について発表を行った。
楽天トラベルは今年10周年を迎え、さまざまなキャンペーンを行っている。
新規で立ち上げられる企画としては、同社サイトで紹介される旅館やホテルの朝ごはんの中で食べたいものを投票する「朝ごはんフェスティバル頂上決戦イベント」や、旅先で体験した恋愛話を募集する「恋旅ストーリー」などがある。
現在展開している企画としては、夏の旅行予約で楽天スーパーポイントが26倍になる「Golden 7 days」や、同社が紹介する施設を予約した会員へ、通常ポイントとは別に「+9%」の楽天スーパーポイントをプレゼントする「10倍保証得旅キャンペーン」、夏限定の特別イベント情報を提供する「夏休み特集」などがある。
同氏は、「好評を博した企画は、どんどん拡大してゆき、より多くの方にすてきな旅行を楽しんでほしい」と述べた。
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