グリーと東映アニメーションは28日、東京国際フォーラムにて、テレビアニメ『探検ドリランド』記者発表会を行った。ゲストには、アニメ『探検ドリランド』の声優陣、宮本佳那子(ミコト役)、野島健児(ウォーレンス役)、くまいもとこ(ポロン役)、内山昂輝(パーン役)が登壇。アニメに関するトークショーも行われたので、本記事ではその内容を中心にお伝えしていこう。
『探検ドリランド』は、グリーで展開されていた人気ソーシャルゲームをTVアニメ化したもので、ゲームに登場するキャラクターたちが謎に満ちた世界"ドリランド"を舞台に冒険する、友情と絆の物語。ソーシャルゲームとの共通点である、仲間とともに戦い、強くなるというコンセプトはそのままに、キャラクターたちの隠された謎も解き明かされ、TVアニメ独自の要素も加えられるという。本作は、7月7日(土)よりテレビ東京系列6局ネットで放送開始。
アニメ『探検ドリランド』のキャラクターや本作の魅力について
――自分が演じるキャラクターについて
宮本:ミコトは「エルア国」のお姫様です。非常にまっすぐな性格なんですが、城の外の世界に憧れていて、ハンターになって自由に旅をしたいと思っています。でも、お姫様なので外の世界を知らなくて、何を見ても驚いちゃうんです。誰とでも友だちになれちゃうような女の子です。
野島:ウォーレンスは二枚目キャラクターですね。実は内面は落ち着いていてクールで、ミコト様のお世話係として日夜働いています。彼をひと言で言うと、「ため息キャラ」。第1話からミコトに振り回され、相当数のため息をついています(笑)。ですが、戦闘になるとものすごく強いキャラクターなので、ご注目ください。
くまい:ポロンはかわいらしい男の子。これまで「男らしい男の子」役が多かったので、とてもうれしいです。ポロンは5人兄弟の末っ子で、いつもバカにされています。でも、いつか兄弟を見返すようなヒーローになりたい! と思い、旅に出るんです。お調子者でトラブルメーカーなキャラクターで、2話から登場します。
内山:パーンはドリランドを1人で旅している少年で、槍を持って戦う騎士。そして、無口でクール、一匹狼という孤独を愛する少年です。ひょんなことからミコトたちと出会って、共に旅をすることになるんですが、その出会いは見てのお楽しみです。とても謎が多キャラクターなので、ご期待ください。
――アニメの魅力/イチ押しポイントについて
宮本:カードゲームだった『ドリランド』のキャラクターが、画面の中で動いてしゃべるのが注目ですね。また、いろいろなハンターが登場するので、楽しみにしてください。
野島:アニメーションは二次元ではあるんですが、血の通った動きをつけて、どんな演じ方ができるかなと、皆さんとディスカッションしながら作ってきました。自分でも納得できる面白い役になっていると思いますので、よろしくお願いいたします。
くまい:すごく大きなモンスターやかわいいモンスターが登場するので、こちらにご注目ください。モンスターを某ゲームみたいに仲間にしてみたいです。
内山:携帯ゲームからのアニメ化と言うことで、プレイされていない人もいらっしゃるかと思いますが、窓口が広い作品になので、ぜひご覧ください。ゲームからアニメへ、アニメからゲームへ行っても楽しめる作品です。
また、トークショーの途中で、実際のソーシャルゲームで登場する主要キャラクター、ハルカを演じる日笠陽子からのビデオレターも到着。日笠は、「ハルカはアニメ本編には登場しないんですが、番組の宣伝や物語の導入、次回予告などを担当させていただきます。彼女は素直で明るい子なので、私も元気で感じるがままに演じていきたいと思います。……そして、いつかアニメ本編にも出たいぞ~(笑)!!」と語っていた。
壇上の4人は、各々に日笠の印象を話していたが、「ハルカちゃんみたいな存在」「一気に現場が明るくなる」「テンションが周りと違う」などさまざまだったが、内山は「昨日、日笠さんにメールしたら『そっちに行けなくてごめんね、てへぺろ』って帰ってきました」というエピソードを話し、会場が笑いに包まれる一幕も。
そして、トークショーが終了するかと思いきや、アニメ初登場となるキャラクター、ボニー役を演じる野沢雅子がなんとスペシャルゲストとしてサプライズ登場!!――続きを読む