トヨタ自動車は1日、コンパクトカー「イスト」を一部改良して発売した。価格は163万5,000円~209万5,000円。

「イスト 150G」(ブルーメタリック)

今回の一部改良では、センサーが車両の横滑りを感知して、各輪のブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールする「VSC」(Vehicle Stability Control)と、発進・加速時にタイヤの空転を抑えて駆動力を確保したり、加速中の操縦性と車両安定性の確保にも寄与する「TRC」(Traction Control)を全車に標準装備。また、リヤ中央席に3点式シートベルトおよびヘッドレストを設定している。

そのほか、メーターのデザインを変更して視認性を高めたほか、ボディカラーに新色の「ブルーメタリック」を追加して全9色を設定した。

グレードは「150X Cパッケージ」「150G」「150X」の3タイプで、それぞれに2WD(FF)と4WDの駆動方式が用意されている。エンジンは1.5Lの1NZ-FE(直列4気筒DOHC)を搭載し、トランスミッションはSuper CVT-i(自動無段変速機)を採用。乗車定員は5名。