5月26日放送のドラマ『土曜ワイド劇場 アナザーフェイス 刑事総務課・大友鉄』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で主役を演じる俳優・仲村トオルと息子役の人気子役・鈴木福が16日、甲子園球場で行われた阪神×日本ハム戦で始球式を行った。

甲子園球場で始球式を務めた(写真左から)仲村トオル、鈴木福 拡大画像を見る

仲村と鈴木は、阪神のマスコット、トラッキーとラッキーに先導されて2人がグラウンドに登場。始球式では仲村がピッチャー、鈴木がバッターを務めた。かつては野球少年だったという仲村は外角低めのノーバウンド投球を決め、これに鈴木が元気いっぱいの空振りで応えると、スタンドから大きな歓声が上がった。

仲村と鈴木は阪神のユニフォーム姿でグラウンドへ

甲子園のバッターボックスを初体験した鈴木は「野球をすっごくやってみたくなりました」とご満悦の表情。仲村によれば「室内練習場で打つ方の練習をしてたので、(打つものだと)勘違いしてるのかなと。本気で打ってくるんじゃないかと心配しました(笑)」というほど意気込んでいたそうで、福くんは「始球式は空振りと教えてもらってたけど、本当は打ちたかった!」と無邪気な感想を話していた。

一方、仲村は「今日の最大のテーマは、福ちゃんにボールをぶつけないこと。ぶつからなくてよかったです(笑)」とホッとした表情。小学校から中学3年まで野球に打ち込み、甲子園出場も夢見ていたというだけに「自分が甲子園のマウンドに立つなんて、感慨深いを通り越して不思議な気持ち」と感無量の様子で、「最初は(球威を弱めるために)『下投げで』みたいな提案もされたんですけど、それでは僕のプライドが許さないと(笑)。福ちゃんはキレイな空振りだったので100点だけど、僕の投球は踏み込んだ足が滑ってイマイチだったので60点。またチャレンジしてみたいです」と元野球少年の意地? をのぞかせていた。