飲食料品の製造・販売などを行うオムシードは、文部科学省が公開した「食品成分データベース」に基づき、健康成分の主要7品目における成分含有量平均について調査を行い、“海苔”がどの食材よりも数値が高いことを発表した。

βカロテンはニンジンの3倍以上、ビタミンCはレモンの2倍以上

健康成分の主要7品目とは、βカロテン・葉酸・ビタミンB12・ビタミンC・EPA・ヨウ素・食物繊維を指す。1878種類の食品から各品目上位100位以内を抽出し、各食品と海苔の成分を具体的数値の平均によって比較したところ、海苔食材が上位5位を独占。なかでも“焼のり”が首位に立つことがわかったという。サプリメントなどによく使用されるクロレラ、大麦若葉、アセロラ、モロヘイヤ等と比較しても、焼のりは圧倒的に健康成分の含有量が高いことが判明した。

焼のり100g中に含まれる栄養素を他の食材と比較

海苔の健康成分を効果的に吸収するには

ただし、海苔は硬い細胞膜を持つため体内での消化・吸収が十分に行われず、豊富に含まれている栄養素の一部は利用されないまま体外排出されてしまうという。そこで同社は、株式会社マルタカと超微粉末技術「OSS製法」を共同開発。従来は0.5mm程度だった粉砕技術を超えた約15μm(0.015mm)の超微粉末を作り出すことにより、海苔の細胞壁を効果的に粉砕し栄養素の消化吸収を格段に向上させることに成功した。この技術を採り入れた健康食品「レイバーム」も販売開始。同社ホームページでは、10日間分の無料サンプル配布キャンペーンが行われている。

海苔の栄養素を効果的に摂取できる「レイバーム」。30日分2,940円(税込み)

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