Webマーケティング事業を営む株式会社ノイズとジェネリックコーポレーションは共同で、「40代、50代の老視に関するアンケート調査」を実施した。
3人に2人が、遠近両用コンタクトレンズを「利用してみたい」
40歳代、50歳代のコンタクトレンズユーザーの85%が、「近くのものが見えづらい」と感じている。遠近両用のコンタクトレンズを利用している割合は16%だが、利用していないうちの64%が「遠近両用コンタクトレンズを利用してみたい」と回答した。使用したい理由の第1位は「老眼鏡を持ち歩くのが面倒だから」(44%)、第2位は「コンタクトレンズに慣れているから」(36%)、そして第3位は「老眼鏡は老けてみえるから」(11%)となった。
83%が遠近両用コンタクトレンズの便利さを実感
遠近両用コンタクトレンズ使用者の83%が、その便利さを実感している。特に、車の運転中や運動中、食事の時など、視点を素早く動かしたり、視野の広さが必要とされたりする場面で遠近両用コンタクトレンズが重宝されていることがわかった。
気になるのは「価格、性能、構造・仕組み」
遠近両方コンタクトレンズの利用意向者が入手したいと思う情報は、「価格」(91%)、「性能」(87%)、「構造・仕組み」(50%)についての情報が上位を占めた。コンタクトレンズの安全性や使用方法についての情報はすでに浸透しているものの、遠近両用コンタクトレンズの性能や構造・仕組みについての情報は比較的得にくい状態にあると考えられる。
日本初の角膜コンタクトレンズが誕生したのが1951年。ソフトコンタクトレンズが日本国内で販売認可を受けたのが1972年。コンタクトレンズが生活に密着した必需品として世に出回り始めてからすでに50年以上の月日が経過。同社では、若い頃からコンタクトを利用していた世代が40代、50代で老視になった場合、老眼鏡でなくコンタクトレンズを使いたいと考える割合が高く、今後遠近両用コンタクトレンズの市場は伸びると思われる、と分析している。
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