株式会社パテント・リザルトが、コンタクトレンズ関連技術について競合分析を行い、「特許総合力ランキング」の1位はJOHNSON & JOHNSON、2位NOVARTIS、3位メニコンと発表した。

「コンタクトレンズ関連技術 特許総合力」グラフ

集計は、1993年から2012年2月末までに日本の特許庁から公開された関連特許2,448件を対象に、個別特許スコアリング指標「パテントスコア」をもとに行われ、特許の質と量から総合的にみた「特許総合力ランキング」が発表されたものである。

上位各社の注目度の高い特許として、1位のJOHNSON & JOHNSONでは「遠近両用の老眼コンタクトレンズ」「酸素透過性に優れたシリコーンハイドロゲル素材のソフトコンタクトレンズ」など、次いで2位のNOVARTISでは「長期間装着可能で、酸素透過性や水透過性に優れたコンタクトレンズ」「親水性ポリマーでコーティングされた酸素透過の高いコンタクトレンズ」など、そして3位のメニコンでは「光学中心を鼻側に位置させることで瞳孔とレンズの中心が重なるようにデザインされた遠近両用老眼コンタクトレンズ」「角膜上での回転をより確実に防止することで安定した見え方や良好な装用感が得られ、安全に使用できるトーリックコンタクトレンズ」などが挙げられる。

上記の3社のほか、COOPERVISION、BAUSCH&LOMB、東レ、シード、トーメー、HOYA、三井化学などの企業もランクインしている。

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