クラウドスタディは、「今日、自分がやった勉強」を記録しグラフとして可視化、友だちと共有することで、「誰でも楽しく勉強を継続できる」勉強記録共有SNS「Studynote(スタディノート)」を一般公開した。

勉強記録をつけてグラフ化できるサービスはほかにも存在するが、勉強記録をサイト内で「共有」できるサービスは日本初となる。近年、シリコンバレーを中心に世界的に注目度が高まってきている「ソーシャルラーニング」分野における先進的な事例となる。

「Studynote」トップページ

勉強を継続するための、「科学に基づいたアプローチ」

「Studynote」は、「多くの人にとって、勉強を継続することは難しい」という課題を解決するために開発された。人間の行動を分析する心理学の一分野、「行動分析学」の日本における第一人者である法政大学の島宗理教授が「人が勉強を継続するためにはどのような仕組み・機能が必要なのか?」という観点からStudynoteを監修している。

同じ目標を持つ人と友だちに

「Studynote」の登録・利用はすべて無料で、誰でも利用可能。主な機能・特徴として、「勉強記録がグラフ化され、達成感を感じられる」「友だちの勉強記録に『いいね!』やコメントをすることで、お互いに励まし合える」「『簿記2級合格』や『TOEIC700点』など同じ目標を持った人同士がサイト内で知り合って友だちになることができる」「ほかの人の勉強目標、学習教材、学習ペースを知り、参考にしたり、モチベーションを高めたりできる」などが挙げられる。

クラウドスタディは、2011年3月1日に、勉強記録サービス「studylog(スタディログ)」をリリースし、現在の会員数は約8,000名。「Studynote」は、「studylog」ユーザーの声をもとにSNS機能を拡充し、リニューアルしたもの。「studylog」ユーザーは勉強記録データを「Studynote」に引き継ぐことができる。

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