東武鉄道は3月17日より、伊勢崎線浅草・押上~東武動物公園間の愛称を「東武スカイツリーライン」とし、東武線全線で駅ナンバリングを導入する。

東京スカイツリータウン開業に合わせ、浅草・押上~東武動物公園間の愛称が「東武スカイツリーライン」に

同社は「東武スカイツリーライン」の愛称の導入について、「東京スカイツリータウンと、世界遺産や温泉地を抱える日光・鬼怒川地区等との結びつきをより深めるとともに、当社沿線や首都圏のみなさまに東京スカイツリータウンをより身近に感じていただくため」としている。

この愛称は、業平橋駅を「とうきょうスカイツリー駅」へ改称し、伊勢崎線と日光線で一部ダイヤ改正が行われる3月17日より導入予定。今後は東京スカイツリータウンへつながる路線として、駅案内表示や広報活動などを通じ、この愛称を広く使用する予定だという。

これに合わせて、東武線全線で駅ナンバリングも導入。「東武スカイツリーライン」の愛称が使われる伊勢崎線浅草・押上~東武動物公園間と、亀戸線(曳舟~亀戸間)、大師線(西新井~大師前間)の頭文字は「TS」となり、浅草駅は「TS-01」、とうきょうスカイツリー駅(現在の業平橋駅)は「TS-02」に。亀戸線小村井駅は「TS-41」、亀戸駅は「TS-44」、大師線大師前駅は「TS-51」となる。

その他、伊勢崎線の東武動物公園駅以北と佐野線、小泉線、桐生線の頭文字は「TI」、日光線と宇都宮線、鬼怒川線の頭文字は「TN」、野田線の頭文字は「TD」、東上線と越生線の頭文字は「TJ」に。エリアごとに体系化されたナンバリングと色づかいを使用することで、世界各国から訪れる利用者にもわかりやすい案内になるという。