日本自動車連盟(JAF)はこのほど、23、24日の2日間における関東甲信地方の広い範囲に雪が降ったことに伴う、ロードサービス救援依頼についてまとめたものを発表した。

この2日間に、JAF関東本部管轄エリア(1都9県)が受け付けた救援依頼は計5,116件に上り、前週の同曜日と比べて141%と急増した。詳細をみると、6年振りに都心で4㎝の積雪があった東京が1,398件(同144%)となったほか、神奈川、千葉、埼玉、茨城でも著しい増加がみられた。

積雪により救援依頼が急増した

依頼内容は、積雪や路面凍結による「スリップによる事故・落輪」「パンク」、気温低下が原因の「バッテリー上がり」「エンジン不始動」が多かった。また、通勤時間帯に積雪および路面凍結の状況が重なったことで、トラブルがさらに増加したと推察される。

JAFは、今後も引続き降雪や気温低下が予想されることから、運転前にタイヤチェーンなどの滑り止めの準備やバッテリーのチェックなどを実施するよう呼びかけている。